「なろう系」とはどういう意味?人気の理由を徹底考察!

人気ジャンルの一つとなっている「なろう系」。最近のTVアニメでは、毎クール「なろう系アニメ」が放送され、多くのファンを獲得しています。

しかし、そもそもなろう系とは何か知らない人も多くいるのではないかと思います。

この記事では、なろう系の意味とその魅力を解説します。

最近よく聞く「なろう系」とは

なろう系とは、小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載された作品のことを現します。

「なろう」という言葉は、「小説家になろう」から取られた呼び方です。

なろう系と呼ばれるラノベやアニメ、漫画には、ストーリー展開のテンプレートが存在します。

作品構造の傾向として、「現世で平凡な生活を送っていた主人公が、なんらかの理由で異世界へ転生し、その世界で無双する」ものが多いです。

なろう系以外にも、「異世界転生もの」とも呼ばれたりします。

しかし、これは「小説家になろう」に投稿された作品が異世界へ転生する設定のものが多いためで、「異世界転生もの」というのは、より大きな枠組みを指し、その中で大きな勢力を持ったのがなろう系ということになります。

なろう系の構造

冴えない人生を送っていた主人公が、異世界に転生しその世界で無双するのが基本構造としています。

なろう系の主なテンプレ
・主人公がなんらかの理由で異世界へ転生・転移する
・異世界は中世風ファンタジーのような世界である
・精霊や魔法使いがいる世界で主人公も多くは魔法使いである
・ゲームの世界のようなレベル、スキル、ステータスが存在する
・主人公は最初から反則(チート)級の力を持っている。努力を必要としないことが多い
・主人公の前世では当たり前だった知識で異世界では英雄のような活躍ができる
・ヒロインを助けることでモテてハーレム状態になる
・作品名が長くタイトルで内容がなんとなくわかる

多くの場合、主人公はイージーモードな生活を送り、爽快に物語が進むためストレスフリーな作品となっています。

人気の理由

最近では、多くのなろう系アニメが放送されるようになりました。

AmazonプライムビデオやNetflix、U-NEXTなどの動画配信サービスでも、なろう系アニメは人気のジャンルの一つです。

では、なぜなろう系が人気なのかを考察します。

物語がストレスフリーな構造だから

なぜ今、なろう系の作品が人気なのでしょうか?

その理由は、なろう系は読者側が「とことんストレスフリー」でいられることに特化したジャンルだからです。

日常のスキマ時間などちょっとした時間に、主人公の活躍を自分に重ねることで「気持ちいい」感覚を味わうことができます。

皆さんも、暇な時間ができたらスマホでネットサーフィンをしたり、ゲームをしたりしませんか?

スマホをいじるのは、ちょっとした気持ちいい刺激を求めているからです。

なろう系には、スマホをいじることやゲームをするのと同じような「ちょっと気持ちいい刺激」があります。

多くの人が求めている「爽快感」が手軽に得られるのが、なろう系の作品なのです。

なぜなろう系はストレスフリーなのか?

ストレスフリーとは読者側が、

  • 気持ちがいい
  • 頭を使わなくても大丈夫(疲れない)
  • 読みやすい(観やすい)

という意味です。

では、なぜなろう系はストレスフリーな作品なのでしょうか?

その理由は、小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載され人気作品になるためには「ストレスフリー」な作品である必要があるからです。

小説家になろうでは、日々多くの作品が投稿されています。その中でも多くの読者に読まれ続けるものが、人気作品として世に出てきます。

web小説では、作中に読者がストレスを感じる(主人公に悲劇が訪れる)内容だと、読むのをやめてしまう読者が多く存在します。

この傾向が顕著にみられるため、「小説家になろう」で人気作品となるのは、

・主人公に悲劇が起こることなく

・努力なしで無双し

・モテてハーレムを築く

といったストレスを感じず、読んでいて爽快な作品になります。

良い意味でテンプレ

TVアニメ化されたなろう系作品は数多く存在します。

TV放送や動画配信サービスで、たまたま観たアニメが面白かったので、なろう系というジャンルを知ったという人も多いのではないでしょうか。

なろう系が面白い理由は、多くの人が面白いと思うストーリー展開のテンプレが存在するからです。

テンプレに沿いながらも、そこから派生し多くの作品が生み出されているのが「小説家になろう」の作品です。

そして、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気なった作品を、アニメ・マンガ化して多くの人たちが知ることになるので、その作品が面白いことは当然だとも言えます。

なろう系が叩かれる理由

今なろう系が人気な反面、ネット上では「きつい」や「気持ち悪い」と言われ叩かれている部分があります。

その理由について考察します。

悪い意味でテンプレ

「きつい」や「気持ち悪い」と言った意見の理由の大半は、なろう系のテンプレがゆえのことだと考えられます。

主人公は、必ず成功(勝利)し、理想とする生活をおくることが出来るストーリーになっています。

これは、どのアニメやマンガのストーリーも同じですが、なろう系では特に強調されていることが原因だと思われます。

一般的な作品は、ご都合主義と思われるところはうまく隠しながら物語が進みますが、なろう系と呼ばれる作品は全くカモフラージュなく進んで行きます。

特に、主人公は最初から敵がいない無双状態で転生・転移し生活するため、努力して強くなり成功するような一般的な体育界的要素はほとんど見られません。

努力して成功するのが一般的かは置いておきますが、そう言った体育界要素を求める人たちには、なろう系は都合が良すぎて面白くないのでしょう。

都合が良い

上記と同じ理由ですが、主人公に都合が良すぎる展開が「気持ち悪い」と思われるようです。

作中に出てくるキャラ(主に悪役)は、主人公にやられるためだけに登場し、主人公以外のキャラは自分の意思を持っていないような印象を受けてしまいます。

また、物語の設定が「異世界」のような現実離れした舞台なので、ある意味なんでもありな世界観になってしまいます。

辻褄が合わないような内容になったとしても、「異世界だから」の一言で片付けられてしまいます。

この辺は、「小説家になろう」に投稿しているのが、プロではなく素人なので、どうしても話が広げられなかったり、描写が不足してしまうことが原因なのでしょう。

まとめ

なろう系の意味と、人気の理由について解説してきました。

「小説家になろう」のサイト自体、誰でも書きたいときに小説を書ける場所としてあるプラットフォームです。

その中で作品に対してマイナスな意見が出るのは、多くの人が手軽に楽しめる反面、プロのミステリー作品に慣れているような人にとっては物足りなく、都合が良すぎると感じてしまうのでしょう。

どう感じるかは読み手次第ですが個人的には、なろう系の作品は読んでいて面白いし、爽快感があるので好んで読んでいます。

特に、最近は多くのなろう系作品がアニメ化されており、どのアニメも面白く仕上がっていると思います。

なろう系アニメは、多くの人が面白いと感じるストーリー展開を軸に、多種多様な展開をしていきます。

これからも、面白く驚くようなアレンジ作品が世に出てくることでしょう。

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