「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、2022年にアニメ第4期の放送が決定しました。
「ダンまち」はライトノベルが原作になっていますが、原作はいまどうなっているのでしょうか?
「ダンまち」の今までをご紹介しながら、「ダンまち」のこれからと最終回を大胆に予想します。
ダンまちの原作は完結してる?
2021年11月現在、ダンまちはまだ完結していません。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、大森藤ノのライトノベルです。
2013年からSBクリエイティブのGA文庫で出版され2021年10月現在、本編17巻が刊行されています。
外伝の「ソード・オラトリア」、「ファミリアクロニクル」シリーズを含めると全31巻になります。
ファンタジー作品でダンジョンと呼ばれる地下迷宮を持つ、巨大都市オラリオが舞台です。
オラリオには神が降臨しており、神の眷属となってファミリアを結成した人間たちがダンジョンのモンスターと戦っています。
神の恩恵を受けると様々な能力やレベルが神聖文字で体に刻まれ、魔法などの超常的な力が使えるようになります。
主人公はベル・クラネルという14歳の少年で、駆け出しの冒険者です。
英雄譚にあこがれ異性との運命の出会いを求めてオラリオにやってきますが、どのファミリアにも入ることができません。
唯一ベルを受け入れたのはヘスティアという女神だけでしたが、団員はベル1人でした。
誰からも教えを受けることができないベルは我流で戦いますが、ベルの行動が次々とヒロインを救いヒロインたちから思いを寄せられて行きます。
あこがれの姿を目指して努力する姿や友情を描く「ダンまち」は、少年漫画の王道ような作品です。
もちろん、まだ完結していません。
ダンまち最終回はいつ頃?
小説が始まった当初はレベル1だったベルですがミノタウロス戦で勝利し4巻ではレベル2になり、世界最速兎となって世界中の注目を集めています。
最初の頃が嘘のように仲間への勧誘が絶えません。
6巻になるとダンジョンのモンスターと戦っていたはずが、いつのまにか対立する神々の派閥が総力戦を行う神の代理戦争「戦争遊戯」へと変わっています。
敵神の狙いはベルでした。
なんとか激戦を乗り越えたベルは、新たに眷属となったリリ、ヴェルフ、命という仲間を得ます。
「大樹の迷宮」では、竜の少女ウィーネと出会い保護します。
理知を備えるモンスターと人類の戦いからウィーネを救ったベルは、その代償として信用を失います。
12巻からは新章(第4部)がスタートします。
ギルドからの強制任務を受けて、ベルは仲間たちとともに迷宮攻略のための派閥連盟の一員となって新たな冒険へと出発します。
ダンジョン深層での決死行を乗り越えますが、ベルに執着する美の女神フレイヤは、ベルが所属するファミリアの女神ヘスティアに戦争遊戯を宣言します。
これが17巻までのあらすじです。
ちなみにベルは、レベル4になっています。
途中にキャラクターたちの日常や過去のエピソードなどを挟みながら進んで行く「ダンまち」は、登場するキャラクターの数も多くダンジョンも永遠に書くことができそうです。
アニメ2期と3期の橘秀樹監督と作者大森藤ノのオフィシャルインタビューでは、監督が3期終了の時点がゲームなら序章に当たるといっています。
小説では11巻までのストーリーです。
大森藤ノは新たなOVA(アニメのオリジナルビデオ)のプロットを切ったと語り、アニメ、コミック、ゲームも含め今後も色々な展開が続いて行くそうです。
いまのところ「ダンまち」には、最終回を迎える気配はありません。
ダンまち最終回の内容を予想
先のオフィシャルインタビューでは作者の大森藤ノが、
「以前の自分に負けないように、どんどんハードルを高くしようとしている、という部分もあります。そのせいで苦労は絶えないんですが」
と語り、タケミカヅチ・ファミリアについては、
「まだ原作でも執筆できていなくて。いつか書けるといいな」
と発言しています。
作者の中に、最終回の構想などまったくないことは確実です。
最終回を迎えそうにない「ダンまち」ですが、作者の言葉やこれまでの様々な作品などを考察しながら最終回を予想します。
予想1
予想1は作者がハードルを高くし過ぎたために続きが書けなくなり、途中で長期間の休筆に入ってしまうというパターンです。
「ベルセルク」など漫画に多く見られ、最終回は迎えません。
予想2
予想2は作者が「ダンまち」を書き尽くしたと考え、終わらせるパターンです。
主人公ベルが少年のままなのに作者が大人になり書けなくなります。
この場合は戦いの合い間の、いつもの日常で終わります。
なぜか登場人物が多いのが特徴です。
ほのぼのとした要素もあるので、ベルが死ぬパターンは考えられません。
死んだと思ったら魔法的な手段で生き返ったり、実は死んでいなかったという展開はあり得ます。
予想3
最後の予想は、読者から飽きられて本が売れなくなり終了するパターンです。
ラノベの世界では紙の本が売れなくなると作品がうち切りとなるためこの可能性もありえます。
この場合も予想2と同じような最終回になるでしょう。
しかし、ダンまちの人気を考えると途中打切りという可能性は低く、なんらかの結末で終わると考えます。
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デビュー作は続くよどこまでも
「ダンまち」は作者大森藤ノの、最初にして唯一の小説です。
作者自身も、これほど長く続くとは考えていなかったのではないでしょうか。
多くのメディア展開がありアニメの次回作も決定していますが、始まりがあればどんなものにも終わりがあります。
どんな終わり方だとしても途中で放置することなく、作者自身が納得の行く最終回をと願わずにはいられません。
一ファンとしても、本を買い応援し続けていきたいと思います。