【ダンまち】アニメ3期から書籍最新刊までのあらすじをネタバレで紹介！

「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、2022年にアニメの4期の放送が決定しました。

興味があってアニメを見たいけど3期までのストーリーが分からないからと諦めている人のために、「ダンまち」の3期までのストーリーをかいつまんでご紹介します。

原作ではさらにストーリーが進んでいるので、4期を予習しておきたい人は必見です。

アニメダンまち3期までの内容

「ダンまち」のアニメは、基本的に原作のストーリーに忠実に作られています。

物語は第1部の「冒険者編」から始まります。

これから「ダンまち」をアニメで見る人のために、3期までのあらすじをご紹介しましょう。

第1部

物語の舞台は円形都市オラリオです。

オラリオには「ダンジョン」と呼ばれる地下迷宮が広がり、モンスターが無限に生み出されています。

オラリオには神が降臨し、眷属となった人間はファミリアを結成してモンスターと戦っています。

眷属となった人間は「冒険者」と呼ばれ、神の恩寵を受けるとロールプレイングゲームのように能力を得ることができ、レベルとして数値化されて神聖文字によって体に刻まれます。

「ダンまち」の主人公は14歳の少年ベル・クラネルです。英雄の冒険譚にあこがれ、運命の女性との出会いを求めてオラリオへやってきました。

しかし、レベル1のベルを入れてくれるファミリアはどこにもありません。

唯一ベルを入れてくれたのは女神ヘスティアでしたが、団員はベル1人だけでした。

いつものように上層の5階層で戦っていたベルは、運悪く上層にはいるはずのないモンスター、ミノタウロスに襲われます。

絶体絶命のベルを助けてくれたのは、ロキ・ファミリアの冒険者アイズ・ヴァレンシュタインという女性でした。

アイズに釣り合う冒険者になりたいと願ったベルに「憧憬一途」の能力が発現し、ベルは瞬く間に規格外の成長を遂げます。

ベルを見初めた女神フレイヤは、ベルの能力を見定めるためにモンスターを放ちヘスティアを襲わせます。

ベルはヘスティアから与えられた神のナイフで、格上のモンスターに辛勝します。

ベルは、冒険者に追われていたソーマ・ファミリアのリリルカ・アーデ（愛称リリ）と出会います。

ベルの持つ神のナイフを盗んだにもかかわらず命の危機を救ってくれたベルの優しさに打たれ、リリルカはベルの仲間になります。

憧れの女性アイズと再会したベルは、アイズから戦闘を実践で学びます。

ミノタウロスとの戦いがトラウマになっているベルは、ベルの成長を促そうとするフレイヤの策略で片角のミノタウロスと戦うことになります。

アイズが助けようとしますがベルはそれを断り、なんとか勝利をおさめます。

第2部

2部は「ファミリア編」です。

アニメでは1期の9話から、原作は4巻からになります。

史上最速でレベル2に達したベルの名は、オラリオ中に知れ渡ります。

防具を直してくれた鍛冶師のヴェルフ・クロッゾが加わり、ベルはリリも含めたパーティーを組み13階層を目指します。

そこは死地にふさわしく、ベルたちは消息を絶ちます。

ベルたちはモンスターの生まれない18階層にたどり着きますが、安全地帯であるはずの18階に黒い階層王ゴライアスが現れ、冒険者たちは全員で力を合わせて戦い打倒しました。

アニメの2部は原作の6巻からです。

ベルがアポロンから見初められ、ヘスティア・ファミリアはベルをかけてアポロン・ファミリアとの戦争遊戯に挑むことになります。

ヘスティア・ファミリアはベル、リリ、ヴェルフ、命、リューの5人で挑み勝利してアポロンの館を手に入れました。

命のあとをつけて大歓楽街にたどり着いたベルたちは、娼婦春姫に助けられます。

春姫こそが命の探していた幼馴染でした。

春姫を救うためベルは第一級冒険者フリュネと戦います。

ラキア王国のアレス・ファミリアがオラリオを襲いますが、ヘスティアの拉致に失敗しラキア王国との戦いが終焉します。

第3部

3部の「異端児編」からアニメの3期が始まります。

原作では9巻から11巻までのストーリーです。

ベルはダンジョンで、言葉を話す竜の少女ウィーネを助け連れ帰ります。

ウィーネのような存在が他にもいるのかを確かめるために訪れた20階層で、ベルは自らを異端児と名乗る言葉を話すモンスターたちを知ります。

異端児のリーダー格リドにウィーネを預けますが、リドたちを狙うイケロス・ファミリアに襲われウィーネは行方不明になります。

ディックスの呪詛で地上に飛びだしたウィーネを助けるために、アイズたちロキ・ファミリアに立ち向かったことでベルはオラリオ中から非難を浴び信用を失います。

ウィーネはリドと共に地下に戻りました。

ベルは片角のミノタウロスの生まれ変わりであるアステリオスと戦い、負けましたがオラリオの人々に強い印象を残しました。

アニメ3期以降、書籍最新刊（17刊）までのストーリー展開について

「ダンまち」最新刊となる17巻は、SBクリエイティブのGA文庫から2021年の4月22日に発売されました。

アニメ3期以降のストーリーは原作では12巻からで、新章となり仲間とともにダンジョンの下層域「新世界」へと挑みます。

ギルドから遠征の強制任務を与えられていたヘスティア・ファミリアは、他の派閥の冒険者を加えた派閥連合として遠征に向かいます。

24階層へ戻ろうとするベルたちは、狡賢い強化種のモンスターと出会いました。

強化種を倒して訪れたリヴィラの街で、リューが起こしたという殺人事件を知ります。

リューの冤罪を晴らしジャガーノートを打倒したヘスティア・ファミリアは遠征を終え、団員のステイタスは更新されます。

ベルに思いを寄せるシルはベルとのデートにこぎつけますが、シルの正体はベルに執着し続ける女神フレイヤでした。

同時にシルは、ヘルンでもありました。

ヘルンは、苦しむフレイヤを助けて欲しいとベルに懇願します。

ヘスティアはオラリオの人々にかけられたフレイヤの魅了の力を解除しますが、フレイヤからベルを賭けた戦争遊戯を宣言されるというのが最新話までのストーリーです。

復習と予習を終えて

「ダンまち」は作者大森藤ノのデビュー作であり、唯一の小説です。

しかし本編が17巻、派生作品を含めると31冊にも及ぶ大作です。

アニメ2期と3期の監督を務めた橘秀樹とのインタビューではまだ書きたいことが残っていると述べており、「ダンまち」はこのあともしばらくは続いて行くでしょう。

フレイヤ・ファミリアとの戦争遊戯からも目が離せません。